普段の授業やテスト勉強、出席レポートやアンケート記入など、レポート用紙やノート、紙に何かを書く機会って多くありますよね。
ちょっとした提出物の紙に書くだけなら手汗が出てもまだ対応できるかもしれませんが、授業の板書やテスト勉強の最中はそうは言っていられません。
このページでは、レポート用紙やノートの紙が手汗でくっついたり破れたりしてしまっているあなたの為の手汗対策について紹介しています。
もくじ
勉強中に手汗が出る原因
勉強中に手汗が出てしまう原因は、
勉強をすることでストレスを感じてしまうから。
人はストレスがかかると交感神経が優位になり、発汗を促すようになります。
(この発汗のことを精神性発汗と言います。)
勉強をしている最中には、少なからず不安やプレッシャーがかかっている状態となるので無意識にストレスを感じた状態となっています。
勉強中はどうしても汗が出てしまう
残念ながら、手汗に悩んでいるあなたが汗を完全に止めることは難しいでしょう。
なぜなら、勉強に集中するとどうしても交感神経が優位になり発汗を促してしまうからです。
勉強をしている時の集中はリラックスして落ち着いている時の集中とは異なるため、どうあがいてもストレスが汗腺を刺激して汗が出てしまいます。
また、手汗が出たことによって焦りや苛立ちを覚えてしまうと、さらに手汗が出る悪循環に陥ります。
勉強中の手汗をどうにかしたい場合には、適切な対策を用意して、心にゆとりを持たせることが大切です。
勉強時の手汗対策とは
勉強時に使える手汗対策として考えられるのが
- 手汗が出たときの対処方法を用意しておく
- 手汗クリームで手汗が出ないようにする
- 手袋を使って手汗対策をする
の3点が主に上げられると思います。
順を追って紹介していきます。
手汗が出たときの対処方法を用意
手汗が出ることを見越して机にタオルやハンドタオルを用意しておく方法です。
多くの方がすでに実践されていると思いますが、これって場所も取るし手汗が出るたびに拭わなければいけないのでストレスがかかったりもしますよね。
テーブルに小さな扇風機を置いておき、汗が出たら乾かすという方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらも手間のかかる対処方法だといえます。
タオルを使った対処療法的な対策が悪いとは言いませんが、パフォーマンス的に良くないのであまりお勧めではありません。
手汗クリームで手汗が出ないようにする
手汗専用の制汗クリームがあることはご存知でしょうか?
その名の通り、手汗を止めることに特化した制汗クリームです。
デパートやドラッグストアで購入できる制汗剤とは異なり、手汗を止めることに特化した商品ですので、大量の手汗をかく方にも重宝されています。
手汗をタオルで拭っても湿った感触は気持ち悪い物。
手袋で手汗を防いで紙が濡れないようにしても手袋をしている感触は勉強中に気になるものです。
手汗クリームなら、あなたの感覚を一切邪魔することなく手汗を止めることができます。
以下のページで手汗クリームの紹介や管理人が使ってみたおすすめのクリームの紹介をしているので見てみてください。
手袋を使って手汗を対策する
手汗におすすめな手袋には
- 指が出ている手袋
- 汗を吸うタイプの手袋
- 汗を吸わないタイプの手袋
などのタイプがあります。
おすすめ指が出ている手袋か、汗を吸わないタイプの手袋。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
指が出ている手袋
指が出ている手袋はフィンガーレスグローブと呼ばれる手袋。
手汗は、主に手のひらから出るので、フィンガーレスグローブなら汗が気になりません。
指が出ていて細かな作業もしやすいので、勉強でノートや紙を濡らしたくない方学生さんにおすすめの手袋です。
ですが、フィンガーレスグローブは汗を吸う素材でできていることが多く、手汗の量が多すぎる方にはおすすめできません。
手袋自体が濡れてしまうと、フィンガーレスグローブを着けている意味がないからです。
手が湿って困るくらいの手汗レベルの方におすすめしたいのがフィンガーレスグローブです。
汗を吸うタイプの手袋
軍手やのような汗を吸うタイプのものでも手汗対策として使うことができます。
ですが、汗を吸うタイプの手袋は滴るほど大量に手汗が出る方にはおすすめできません。
手汗をすべて手袋が吸ってしまうからです。
手汗レベル1~2程度の手汗なら汗を吸うタイプの手袋でも対策として成り立ちますが、手汗の量が多すぎるなら他の手袋を使用してください。
汗を吸わないタイプの手袋
汗を吸わないタイプの手袋には
- 掃除をなどに使うゴム手袋
- 介護・医療の場面で使われるゴム手袋
などがあります。
おすすめなのは介護や医療の現場で使用されるゴム手袋。
介護や医療用のゴム手袋にはスマホやタブレットも操作できるので、スマホをいじるのに苦労をしている方や、イラストレーター、勉強をしたい学生などにおすすめです。
外では少し使いづらいですが、室内で作業や勉強をするときには重宝する手袋です。
ですが、このタイプの手袋をはめていると手汗が出た際に手袋をしている感触が気持ち悪く感じる可能性があります。
手汗対策におすすめの手袋
手汗対策におすすめな手袋は、介護用・医療用に使用される汗を吸わないニトリル手袋です。
ですが、手汗の量によってはフィンガーレスの指無し手袋も活用したいところです。
ここからはおすすめの介護・医療用でスマホやタブレットも触れる手袋とフィンガーレスの手袋を紹介します。
ニトリル手袋
介護や医療の現場で使用されているのがニトリル手袋。
サイズもS・M・Lから選べて手の大きさに合わせたサイズのものを選ぶことができます。
使い捨ての手袋ですが、外す時に裏返して外さなければ複数回使い続けることができるのでお財布にも優しい手袋です。
スマホやタブレット操作もでき、ゴム手袋特有の粉もついていないのでおすすめの手汗手袋だといえます。
強力グリップのニトリル手袋
通常のニトリル手袋よりも厚手でグリップ力が優れているニトリル手袋です。
厚手なので細かい作業がしづらいと思うかもしれませんが、素手で作業しているような感覚でつけていることが可能となっています。
手が滑ると困るイラストレーターさんには重宝する商品だといえますね。
価格は少し高めですが、手汗対策の手袋として性能を求めるならこちらの手袋がおすすめです。
おすすめのフィンガーレスグローブ(指無し手袋)
フィンガーレスグローブ
イラストレーターさんや勉強で紙が濡れるのを防ぎたい方におすすめの手汗対策手袋です。
親指、人差し指、中指の3本の指が出ている形状なので、作業や勉強に支障が出ることがありません。
細かい作業をするときに特におすすめの手袋です。
若干手のひらが出ているので、手汗クリームをと併用して使用するのがおすすめです。
手袋と一緒に手汗用の制汗剤を使用するのがおすすめ
手袋は手汗対策として有効な手段ですが、手袋をしていても手袋の中が手汗で気持ち悪くなることもありますよね。
そんなときにおすすめなのが手汗専用の制汗剤です。
手袋と併用することで手汗対策として高い効果を発揮してくれます。
勉強は手袋と手汗クリームの併用がおすすめ
手袋は手汗対策としては有効な手段の一つです。
しかし、手袋を使用した手汗対策はその場しのぎの一時的なものにしかなりません。
なので、手汗対策として完璧かと聞かれたらそうではないとしか言いようがないのです。
手汗対策にはもっと多方面からのアプローチが必要となります。
作業時のみ、自宅での勉強時のみに使用するなら手袋で問題ありませんが、日中ずっと手汗をどうにかしたいと考えているのであれば手汗クリームとの併用も検討してみてください。
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